著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

緑林白波【りょくりんはくは】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
緑林白波

【読み方】
りょくりんはくは

【意味】
盗賊の異名。

【語源・由来】
中国、新代の王莽のとき緑林山に無頼の徒が拠点して強盗を働き、後漢代に黄巾の賊が白波谷に拠って乱を起こしたことからいう。

【典拠・出典】
後漢書』「劉玄伝」

【類義語】
・白波之賊(はくはのぞく)
・緑林好漢(りょくりんのこうかん)
梁上君子(りょうじょうのくんし)

緑林白波(りょくりんはくは)の使い方

健太
あの空き家に緑林白波がひそんでいるんじゃないかって噂なんだよ。
ともこ
確かに何かがひそんでいそうな雰囲気よね。
健太
ちょっと探検に行ってみようか?
ともこ
やめておきなさいよ。緑林白波にかなうわけないじゃないの。警察にまかせておきましょうよ。

緑林白波(りょくりんはくは)の例文

  1. 緑林白波が横行しているようです。
  2. 生活苦を理由に緑林白波になる人がいるので、生活保障を充実させたいです。
  3. 緑林白波の目撃情報に従って、数日間張り込みをして捕まえました。
  4. 緑林白波一団をせん滅させることに成功しました。
  5. 最近の緑林白波は、他人になりすまし、電子マネーや仮想通貨を盗むことまでやってのける知能犯です。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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