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鑿壁偸光【さくへきとうこう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
鑿壁偸光

【読み方】
さくへきとうこう

「壁を鑿ちて光を偸む」とも読む。

【意味】
苦学することのたとえ。壁に穴をあけて隣家の光をぬすんで学ぶという意味。

【語源・由来】
「鑿」はうがつ、穴を開けること。「偸」はぬすむこと。 前漢の匡衡が若いとき、貧乏で灯火の油が買えず、壁に穴を開けて隣家の灯火の光で書物を読んで学問をし、のち大学者となった故事による。

【典拠・出典】
西京雑記』「二」

【類義語】
・匡衡鑿壁(きょうこうさくへき)
蛍雪之功(けいせつのこう)
車胤聚蛍(しゃいんしゅうけい)
穿壁引光(せんぺきいんこう)
孫康映雪(そんこうえいせつ)

鑿壁偸光(さくへきとうこう)の使い方

ともこ
健太くんのおじいさんはすごいわね。今までの功績が評価されて受勲したんでしょう?
健太
そうなんだ。おじいちゃんは、鑿壁偸光の日々があったから、世の中に出ても、どんなことにもくじけずがんばり続けることができたって言っていたよ。
ともこ
わたしたちには想像できない苦労と努力があったんでしょうね。
健太
うん。僕もおじいちゃんを見習って勉強しないといけないなあ。

鑿壁偸光(さくへきとうこう)の例文

  1. 学生時代は、成績上位者だけがもらえる奨学金をもらいながら鑿壁偸光をしました。
  2. あの頃貧しくて、朝夕と新聞を配りながら鑿壁偸光をしたものです。
  3. 鑿壁偸光の日々があったから、今の成功があります。
  4. 貧しさに負けないで鑿壁偸光をしたので、学ぶことの尊さやありがたさを身にしみて知っています。
  5. 鑿壁偸光を経て今の僕があるので、勉強をしない恵まれた子供たちの気持ちが理解できません。

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