著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

世外桃源【せがいとうげん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
世外桃源

【読み方】
せがいとうげん

【意味】
俗世間から離れた別天地、理想郷のこと。

【語源・由来】
武陵の漁師が、川をさかのぼって桃林に入って行き、洞穴を抜けたところに、美しく桃の花が咲き乱れる理想郷を見つけたという故事から。

【典拠・出典】

【類義語】
武陵桃源(ぶりょうとうげん)

世外桃源(せがいとうげん)の使い方

健太
ともこちゃん。僕たちが住む町から川を越えただけなのに、ここは世外桃源だね。
ともこ
そうね。こんな近くにこんな素敵な空間があったなんて。
健太
僕にとって理想の空間だよ。
ともこ
ここに住んでしまいたいくらいよね。

世外桃源(せがいとうげん)の例文

  1. 一度旅行に行ったあの土地は世外桃源、いつかあそこに永住したいものです。
  2. 柿田川湧水群はまさに世外桃源、水底からわいてくる水を一日中見ていても見飽きない。
  3. 空気はきれいだし温泉は出るし、都会暮らしの自分からすればここは多少不便でも世外桃源だ。
  4. 時間とお金をかけただけあって、我が家は世外桃源、最高です。
  5. この山は、人の手がほとんど入っていない自然のままの姿で、動物たちにとっては世外桃源だと思います。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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