著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

星羅雲布【せいらうんぷ】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
星羅雲布

【読み方】
せいらうんぷ

「星のごとく羅なり雲のごとく布く」とも読む。

【意味】
星のように点々と連なり、雲のように多く群がり集まること。

【語源・由来】
もと軍隊の布陣の盛大な様子を述べた語。「羅」はつらなること。「布」はしき連なるという意味。

【典拠・出典】
文選』班固「西都腑」

【類義語】
・星羅棋布(せいらきふ)

星羅雲布(せいらうんぷ)の使い方

健太
東京ってどこを歩いても星羅雲布、行列や人だかりができているよね。
ともこ
そうね。それだけ人口が多いんでしょうね。
健太
行列ができているお店って本当においしいのかな。
ともこ
たいてい、ブームが去った数年後には行列がなくなっているっていうことは、大したことはないんじゃないかしら。

星羅雲布(せいらうんぷ)の例文

  1. 戦国時代にタイムスリップして、両陣営の布陣の星羅雲布を上空から俯瞰することができたら感動するだろうな。
  2. その辺りにはなぜか、星羅雲布、競合するようにパン屋さんが密集して並んでいるんですよ。
  3. その海には、星羅雲布のように、地図には載っていないような小さな島々がたくさんあるんです。
  4. この辺りは金融街で、銀行や証券会社が集まっていて、星羅雲布、大きな道路に面して並んでいますよ。
  5. 駅から少し離れているので、星羅雲布、住宅が連なっていて、この中の一軒が我が家です。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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