著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

先制攻撃【せんせいこうげき】の意味と使い方や例文(類義語)

先制攻撃

先制攻撃の意味(類義語)

意味

【四字熟語】
先制攻撃

【読み方】
せんせいこうげき

【意味】
敵が、戦いの準備などをしている間に、先手を取って攻撃をしかけること。向かってくる相手より先に攻めること。

四字熟語の博士
「先制攻撃」というのは、敵がまだ準備中のときに、自分から先に攻撃をしかける行為を表しているんだよ。
相手が襲ってくる前に、自分から攻めるということだね。
助手ねこ
そやから、「相手が何かしようとする前に、自分から攻める」っていうことなんやな。
相手が動き出す前に、自分が先に動くことで、アドバンテージを持てることがこの言葉からは学べるんやで。

【典拠・出典】

【類義語】
先手必勝(せんてひっしょう)

先制攻撃(せんせいこうげき)の解説

カンタン!解説
解説

「先制攻撃」っていうのはね、相手がまだ準備中だったりするときに、自分から先に攻撃をしかけることを表すんだよ。つまり、相手が来る前に自分から積極的に行動を始めることだよ。

「先制」っていうのは、一緒に何かをするよりも前に、自分から手を出すことを表す言葉だよ。競争などで、自分から先に動いて、相手を出し抜くことを「機先を制する」とも言うんだ。

例えば、「先制攻撃が常套手段」と言ったら、自分から先に攻撃を始めることが、その人の普通のやり方、つまり常に使っている戦術だってことを表しているんだよ。

先制攻撃(せんせいこうげき)の使い方

ともこ
健太くん、ミーティングは終わったの?ずいぶん時間がかかっていたみたいだけど、問題でもあったの?
健太
明日の対戦相手は、今まで一度も勝ったことがないだろう。だから、今回は作戦を変えてみようと話し合っていたんだ。
ともこ
いい作戦が思いついたのかしら?
健太
先制攻撃をしかけて、一気に流れを引き寄せる作戦に決まったよ。今度こそ、勝ちたいからね。

先制攻撃(せんせいこうげき)の例文

例文
  1. 先制攻撃を仕掛けようと進んでいた部隊が見つかり、作戦よりも早く攻撃が始まってしまった。
  2. こちらの国から先制攻撃を仕掛けたと思っているようだが、実際には相手が攻撃してきたことから、この戦いは始まってしまったんだよ。
  3. 次の対戦相手は、先制攻撃が常套手段だから、こちらが先に攻撃を仕掛けてはどうだろう。
  4. この試合の勝因は、先制攻撃でひるんだ隙を狙って、攻め続けることに成功したことだろう。
  5. 先制攻撃を仕掛けたことで、相手もなんらかのダメージは受けているだろう。このまま、作戦を実行しよう。
ABOUT US
北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

四字熟語の逆引き検索



error: 右クリックは無効です。