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釈近謀遠【しゃくきんぼうえん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
釈近謀遠

一般に「近きを釈てて遠きを謀る」と訓読を用いる。

【読み方】
しゃくきんぼうえん

【意味】
身近なところや今をおろそかにして、いたずらに遠いところや、はるか将来のことばかり考えること。実際的なことを考えず、迂遠なことをするたとえ。また、身近なところや今を、よく考えるべきであるという戒めの語。

「釈」は捨てる意。

【語源・由来】
「近きを釈てて遠きを謀る者は労して功無し」

【典拠・出典】
三略』下略。

【類義語】
舎近求遠(しゃきんきゅうえん)
・舎近図遠(しゃきんとえん)
・舎近謀遠(しゃきんぼうえん)

釈近謀遠(しゃくきんぼうえん)の使い方

健太
80歳になった時に、老後資金が尽きていたらどうしよう。孤独死するってさみしいのかな?
ともこ
将来のことを考えて備えておくのは良いことだけど、釈近謀遠じゃない?
健太
そうだね。まずは、明日からの試験の心配をしよう。
ともこ
そうよ。テスト勉強をしないと、また0点を取ることになるわよ。

釈近謀遠(しゃくきんぼうえん)の例文

  1. 健太くんは、釈近謀遠で、太陽が死ぬ日の心配ばかりして、今やるべきことを疎かにしている。
  2. 釈近謀遠であるともこちゃんは、今やるべき地道な努力を怠っている。
  3. 健太くんは釈近謀遠になりがちで、目の前のことを丁寧にこなすことが成功への近道だということを理解していない。
  4. 日々の努力を忘れて、釈近謀遠になっていると失敗してしまいます。
  5. ともこちゃんは釈近謀遠、目標に回り道をしてしまっています。

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