【四字熟語】
深山窮谷
【読み方】
しんざんきゅうこく
【意味】
人が立ち入らない、奥ふかい山とふかい谷。
【語源・由来】
「深山」は、奥ふかい山。おくやま。みやま。「窮谷」はふかい谷。
【典拠・出典】
『春秋左氏伝』「昭公四年」
【類義語】
・窮山幽谷(きゅうざんゆうこく)
・深山幽谷(しんざんゆうこく)
深山窮谷(しんざんきゅうこく)の使い方
ともこちゃんにお兄さんがいるって噂に聞いたんだけど本当?
そうなの。人が嫌いで深山窮谷に住んでいるから、あんまり話題に上らないんだけど、いるのよ。
深山窮谷にいるんだね。ともこちゃんとは長い付き合いなのに、全然知らなかったよ。
別に隠すことでもないけど、あえて言うことでもないからね。
深山窮谷(しんざんきゅうこく)の例文
- ともこちゃんは、人気が無い、深山窮谷の静けさが好きだ。
- 健太くんは人付き合いを嫌って深山窮谷に家を建てたが、クマが頻出するので困っている。
- 空手道を極めようと考えている健太くんは、深山窮谷で修行をしている。
- 深山窮谷には仙人がいるという噂だ。
- 動物たちの楽園だった深山窮谷が、人間の身勝手さで開発されてしまった。