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森羅万象【しんらばんしょう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語・英語訳)

森羅万象

【四字熟語】
森羅万象

【読み方】
しんらばんしょう

「しんらまんぞう」とも読む

【意味】
宇宙間に存在する数限りない一切のものごと

【語源・由来】
「森羅」は樹木が限りなく並び連なること
「象」は有形物のことで、「万」が付いてあらゆる有形物となる

【典拠・出典】
法句経

【類義語】
有象無象(うぞうむぞう)

【英語訳】
Nature
all things in nature
all nature
the universe
the whole creation

例文
The concept of this magazine is “The whole creation”.
この雑誌のコンセプトは「森羅万象」だ。

森羅万象(しんらばんしょう)の使い方

ともこ
やけに真面目な顔して何考えてるの?
健太
森羅万象に思いを馳せていたんだ。万物の長のように威張っている人間も、本当はとてつもなく大きな力の中のちっぽけな存在に過ぎないんだなあ、と思って。
ともこ
どうしちゃったの? 全然らしくないんですけど。
健太
ふっ…僕だって色々と思うところはあるのさ。

森羅万象(しんらばんしょう)の例文

  1. キリスト教では、月曜日から土曜日にかけて神が森羅万象を創造されたことになっている。そして日曜日に休まれたということから日曜日が安息日、つまり休日と決められた。
  2. 江戸時代の狂歌師で戯作者に森羅万象という壮大な号を持つ人物がいた。彼の本名は森島中良といい、竹杖為軽(たけつえのすがる)という洒落の効いた別号も持っていた。蘭学者でもあり、洒落本「田舎芝居」など多数の著作がある。
  3. 森羅万象は宇宙と言い換えることもできる。あらゆる存在物を包容する無限の空間と時間の広がりのことであり、哲学、物理学、天文学ではそれぞれ定義が少しずつ異なってくる。
  4. 森羅万象を思い己の小ささを知ることで、生きとし生けるものへの謙虚な気持ちが生まれてくる。

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