【四字熟語】
衆酔独醒
【読み方】
しゅうすいどくせい
【意味】
周囲の人はみな道をはずれており、自分だけが正しいということ。
【語源・由来】
多くの人が酔っぱらっているが、自分独りだけ醒めているという意味から。
「衆人皆酔いて我独り醒む」の略。
【典拠・出典】
『史記』「屈原伝」
衆酔独醒(しゅうすいどくせい)の使い方
衆酔独醒、僕が絶対に正しいのに、何でみんな、白い目で僕を見るんだろう。
それは健太くんが、衆酔独醒だと思いこんでいるからよ。健太くんが間違っているのよ。
それ本当?ずっと僕の考え方が正しいと思って今まで生きてきたよ。
人生の早い段階で気が付くことができてよかったわね。
衆酔独醒(しゅうすいどくせい)の例文
- 健太くんは、衆酔独醒だと思っていて、人の話に耳を傾けないから成長しない。
- 衆酔独醒だと思いこむと視野が狭くなる危険性があります。
- 夫は、衆酔独醒だから、僕の言うことを黙って聞いていればいいといいます。
- 上司は、衆酔独醒、自分が一番正しい法律だぐらいに思っているので厄介です。
- 衆酔独醒な人は、信念のある立派な人か、人の意見を取り入れない進歩しないかわいそうな人か、紙一重です。