【四字熟語】
対症下薬
【読み方】
たいしょうかやく
「症に対して薬を下す」とも読む。
【意味】
病状に応じて薬を処方すること。問題点を確認したうえで、有効な解決方法を講ずることのたとえ。
【語源・由来】
「対症」は病気の種々の症状に応ずる意。「下薬」は薬を与えること。「症に対して薬を下す」と訓読する。
【典拠・出典】
『朱子語類』「四一」
【類義語】
・因機説法(いんきせっぽう)
・応機接物(おうきせつもつ)
・応病与薬(おうびょうよやく)
・善巧方便(ぜんぎょうほうべん)
対症下薬(たいしょうかやく)の使い方
どうすればこのクラスのいじめはなくなるのかな。
対症下薬というように、加害者、被害者両方から話を聞いて解決策を考えないといけないわよね。
特効薬が見つかるかな?
きっと見つかるわよ。
対症下薬(たいしょうかやく)の例文
- 対症下薬するために、問題点をあらいざらい検討するべきです。
- 今回は失敗したけれども、対症下薬すれば次は必ず成功するでしょう。
- テストの度になぜ間違えたのか対症下薬すれば、ぐんぐん成績が上がることでしょう。
- なぜそうなったのか対症下薬して、できる限り明るい未来を構築するために歴史を学ぶんです。
- 人間には対症下薬する能力があるので、発展することができました。