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泰山之安【たいざんのやすき】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
泰山之安

「太山之安」とも書く。

【読み方】
たいざんのやすき

【意味】
泰山のように、どっしりと安定して揺るぎのないこと。

【語源・由来】
「泰山」は中国山東省にある名山で揺るぎないもの、どっしりとしたもの、また長寿のたとえ。

【典拠・出典】
文選』枚乗「上書諫呉王」

泰山之安(たいざんのやすき)の使い方

健太
どうすれば彼女と付き合うことができるのかな?
ともこ
健太くんと付き合えば泰山之安、安定と平安が待っていると思わせることができればお付き合いできるんじゃないかしら。
健太
どうやったらそう思わせることができるかな?
ともこ
今度の体育祭で活躍して、頼もしいところを見せるといいと思うわ。がんばってね。

泰山之安(たいざんのやすき)の例文

  1. 父さんが社長である限り、泰山之安というように、僕は安泰です。
  2. 私は総理大臣になって泰山之安の平和を築き上げたいです。
  3. 優秀なともこちゃんに、金魚の糞のようについて回れば泰山之安だ。
  4. 大企業にあのままいれば泰山之安だったのに、独立するなんて。
  5. 外の世界に興味を持たなければ、人は泰山之安、安寧の毎日だったのに好奇心に負けてしまいました。
ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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