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貪夫徇財【たんぷじゅんざい】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
貪夫徇財

【読み方】
たんぷじゅんざい

「貪夫は財に殉ず」とも読む。

【意味】
欲深い者は、金のためなら何でもするということ。

【語源・由来】
「貪夫」は欲の深い男のこと。「徇財」は命がけで金を求める、金のためなら命を捨てるという意味。

【典拠・出典】
史記』「伯夷伝」

【類義語】
・我利我利(がりがり)

貪夫徇財(たんぷじゅんざい)の使い方

ともこ
健太くん。お小遣い稼ぎのために振り込め詐欺に加担していたんですって?
健太
だってさ。一回で五万円もくれるっていうんだもん。欲に負けてしまうよね。
ともこ
健太くんは貪夫徇財な恥知らずの人ね。もっと反省しなさいよ。
健太
もう二度としません。

貪夫徇財(たんぷじゅんざい)の例文

  1. 健太くんは、お金のためならどんな仕事でもこなす貪夫徇財な人ということで有名です。
  2. ともこちゃんの金銭欲は海よりも深く、貪夫徇財な女性です。
  3. 彼は、命よりお金のほうが大事といった貪夫徇財な人ですが、死後の世界にためたお金は持っていくことはできないのに。
  4. 越後屋は貪夫徇財な男だから、儲けるためなら法に触れることであろうともやりかねません。
  5. 健太くんは貪夫徇財、大金を手にするためなら警察に追われる身になっても構わないと思っています。
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