【四字熟語】
箪食瓢飲
【読み方】
たんしひょういん
【意味】
清貧に甘んじるたとえ。
【語源・由来】
わずかな飲食物。竹の器の飯とひょうたんに入れた飲み物。もと孔子が弟子の顔回の清貧ぶりをたたえた語。
【典拠・出典】
『論語』「雍也」
【類義語】
・一汁一菜(いちじゅういっさい)
・顔回箪瓢(がんかいたんぴょう)
・朝齏暮塩(ちょうせいぼえん)
箪食瓢飲(たんしひょういん)の使い方
健太くんのお兄さんは、陶芸家としてまだ成功していないけれども、なんだか幸せそうね。
箪食瓢飲してもやりたいことをやることができているから幸せなんじゃないかな。
やりたくない仕事で高い給料をもらっても、続かないかもしれないわよね。
そうなんだよ。だから、一生続けたいと思える仕事を見つけることができた兄さんは幸せ者なんだよ。
箪食瓢飲(たんしひょういん)の例文
- 若いころは体力があったので、箪食瓢飲してでも勉強に励むことができました。
- 箪食瓢飲の生活の中で、自分が全力で打ち込める仕事を見つけることができた健太くんは立派です。
- 大学生時代、箪食瓢飲して、食事代があるなら本を買うような勉学に励んだ毎日でした。
- 箪食瓢飲している健太くんからは、あまり悲壮さは感じられません。
- 仕事をやめてもう一度学びたいと思った健太くんにとって、箪食瓢飲することは幸せなことなんだと思います。