著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

無駄骨【むだぼね】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
無駄骨

「徒骨」とも書く。

【読み方】
むだぼね

【意味】
「むだぼねおり」の略。苦労した結果が無駄に終わること。

【語源・由来】
「無駄」は、役に立たないこと。益のないこと。また、そのもの。「骨」は、ほねのおれること。労苦。困難。このことから、労苦が無駄になる意味。

【類義語】
無益のほねおり。ほねおりぞん。徒労。


無駄骨(むだぼね)の使い方

健太
先生はご在宅じゃなかったね。せっかくここまで来たのに残念だったな。

ともこ
無駄骨を承知のうえで来たんだからしょうがないわよ。

健太
アポイントメントをとらなかった僕たちが悪いんだよね。

ともこ
そうよ。今度はアポイントメントをとって来ましょうね。

無駄骨(むだぼね)の例文

  1. これまでの仕事が無駄骨だった。
  2. 無駄骨だとしても、現場百遍、何回でも現場に足を運ぼう。
  3. ともこちゃんは、健太くんに熱心に英語を教えたが、無駄骨だった。
  4. 海外で財布を無くしたら、探しても無駄骨だろう。
  5. 結果、無駄骨だったとしても、やらないで後悔するよりいい。
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