著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

野暮天【やぼてん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
野暮天

【読み方】
やぼてん

【意味】
非常に野暮で、気が利かず、人情の機微や風流を解さないこと。また、そのような人。人をからかったり、批判したりする意味合いで使われることもあります。

三字熟語の博士
「野暮天」は、ひどく野暮で、人の気持ちや場の雰囲気をくみ取れない人などをいう言葉だよ。ちょっときつい響きがあるから、物語や会話の文脈に合わせて使うんだ。
助手ねこ
サプライズの中身を本人に聞いちゃったら、秘密がばれてしまうニャ! そんな気の利かないことを「野暮天」っていうんだニャ。

【語源・由来】
「野暮」は人の気持ちや場の雰囲気をうまくくみ取れないこと、洗練されていないこと。「天」は、仏教で使う「〇〇天」になぞらえ、野暮な程度が非常に高いことを表すとされます。合わせて、ひどく野暮なことや人を「野暮天」といいます。

【類義語】
野暮助(やぼすけ)、無粋、気が利かない人(近い表現)。「無骨」は飾り気のない様子にも使うため、「野暮天」と同じ意味とは限りません。


野暮天(やぼてん)の使い方

ともこ
健太くん、先生へのお祝いは、みんなで内緒にしているんだからね。

健太
うん! じゃあ先生に、花束は何色がいいか聞いてこようかな?

ともこ
それじゃ秘密がばれちゃうわ。そんな野暮天なことはしないで!

健太
あっ、そうか! 先に聞いたらサプライズにならないよね……。

野暮天(やぼてん)の例文

  1. サプライズの内容を本人に教えてしまうなんて、野暮天だ。
  2. 友人の心遣いに気づかず、野暮天だとからかわれた。
  3. 野暮天な質問をしてしまい、場の雰囲気を壊した。
  4. 古い小説には、気の利かない男を野暮天と呼ぶ場面があった。
  5. 彼は野暮天と呼ばれていたが、少しずつ人の気持ちに気づけるようになった。
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