堪忍心【かんにんこころ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
堪忍心

【読み方】
かんにんこころ

【意味】
怒りをおさえて相手を許そうとするこころ。

【語源由来】
「勘」は、『かんがえる。考え合わせて詳しく調べる。』という意味があり、「堪」は『たえる。こらえる。』という意味です。「堪忍心」は「堪」が多用され、本来 苦難を耐え忍ぶという意味ですが、肉体的だけでなく精神的な悩みにも耐え我慢するという意味が転じて他人を許す度量の広さも意味します。このようなようすを「心」を合わせて「堪忍心」と表しました。

【類義語】
堪忍情


堪忍心(かんにんこころ)の使い方

健太
ともこちゃんも少し道場で鍛錬した方がいいかもなぁ…。
ともこ
何よ!健太くん!大きな独り言ね!
健太
はっ!!ともこちゃん!(今日は機嫌が悪そうだなぁ…。)
ともこ
まったく、最近の世の中は堪忍心を駆使する出来事ばかりよね!さすがの私も限界だわ!!

堪忍心(かんにんこころ)の例文

  1. 一週間かけてクリアしたゲームのデータを弟に消されたが兄は見事に堪忍心を発揮した。
  2. 祖父は堪忍心のなさぬ人で一日中怒鳴り散らしている。
  3. 彼女の穏やかな笑顔は堪忍心あってのものでどれだけ悔しい思いをしてきたんだろうかと慮る。
  4. 人の良い祖母は損得勘定できない人で側にいる私は堪忍心の鍛錬になる。
  5. 堪忍心があっても許せないことは多々ある。
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