【三字熟語】
既視感
【読み方】
きしかん
【意味】
一度も経験しないことが、すでに経験したことであるかのように感じられること。
【語源由来】
既視感とは心理学用語で、見た事もないものを見たように感じる現象で、それは視覚だけでなく五感の要素も含み、体験したように感じるときに使われます。語源はフランス語の「deja vu（デジャ ヴ）」で、意味は「既に見られたもの」。動詞「ヴ」が「視」と訳されました。
【類義語】
既視体験・既視感覚・デジャヴ
既視感（きしかん）の使い方
この間テレビでスナネコが出てたんだけど思わずともこちゃん思い出しちゃったよね。
いやだ、健太くん。私ってそんなに愛らしいかしら？
えっ！…もちろんだよ～！（目を細めたスナネコがぼくを怒るともこちゃんの顔に見えて既視感を覚えたのは内緒だな。）
ふふ、ありがとうー。
既視感（きしかん）の例文
- 彼女の仕草に既視感を覚えて初めて会ったようには思えなかった。
- この街に永住することを決めたのはシンボルの樫の木に既視感を覚えたからである。
- 彼が運命の人だと確信しているのは日々のなか既視感を持つ現実ばかりだからだ。
- 危機一髪な状況下で既視感のある声を耳にして何故か自分たちは必ず助かると確信した。
- 暮らしのなかでいくつもの既視感を覚え生きているので私は輪廻転生を信じる。
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