几帳面【きちょうめん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
几帳面

【読み方】
きちょうめん

【意味】
規則などをよく守り、きちんとして、いいかげんにしないようす。「-な性格」

【語源由来】
平安時代に貴人の目隠しや部屋の間仕切りや風除けに用いられた。「几帳(きちょう)」からなる。几帳とは台の上に二本の柱を立てて、それに横木をわたしてその上に薄絹など色彩豊かな布をかけた家具のことである。「几帳面」とは几帳の柱の角のこと。几帳の柱の角を削って丸くし装飾が施されています。その様子から隅々までに細かくきちんとすることを「几帳面」というようになったといいます。

【類義語】
誠実・マメ・大真面目


几帳面(きちょうめん)の使い方

健太
ともこちゃんの部屋ってすごく片付いてそうだよね。
ともこ
そうね。整理整頓してるけど几帳面でもないのよ。大雑把でもいいの。それでも片付かない人はとにかく何でも後回しにするクセがあるんだって。
健太
僕はそのタイプかも。まとめて一気に片付けちゃおうとする。でも、几帳面に散らかしているからどこに何があるかは分かってるんだよ。
ともこ
そうなの?じゃあ、健太くんなりに規則正しく散らかしてるってわけね。

几帳面(きちょうめん)の例文

  1. この複雑な書類は几帳面な彼に任せよう。
  2. 普段はいい加減なくらいの彼女だが洋服の類は几帳面に収納している。
  3. 几帳面な母はこちらの片付け方にケチをつけるのでうっとおしい。
  4. 父は度の過ぎた几帳面さで母から嫌がられている。
  5. 先生に君は几帳面だからと三年続けて風紀委員に推薦される。
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