【三字熟語】
稀覯本
【読み方】
きこうぼん
【意味】
世の中に出回っている部数が少なく、めったに出会えないため珍重される書物。古い写本や初版本、少部数の限定版などが含まれます。「稀覯本を収集する」「稀覯本の展示」のように使います。古い本や高価な本が必ず稀覯本になるわけではありません。「希覯本」とも書きます。

「稀覯本」は、めったに見られない珍しい本のことだよ。古い写本だけでなく、発行部数の少ない限定版なども含まれるんだ。

ニャルほど! オラは本が古いだけでなく、ほとんど手に入らないほど珍しいことが大切だと覚えたニャ。
【語源由来】
「稀」は少なく珍しいこと、「覯(こう)」は会う・見ることを表します。「稀覯」はめったに見られないという意味で、これに「本」が付いて、流通部数や現存部数が少ない珍しい書物を「稀覯本」と呼びます。収集家や図書館などで使われる言葉です。
【類義語】
希覯本(別表記)、稀覯書、希書、珍書、珍本(近い表現)。「古本」は使用済みの本などを広く指し、必ずしも珍しい本ではありません。
稀覯本(きこうぼん)の使い方

ともこちゃん、図書館の展示に、世界に数冊しか残っていない本があるんだって。

それは貴重な稀覯本ね。どんな本なの?

昔の人が手で書き写した本なんだって。保存のために展示方法も工夫されているみたい。

実物を見られる機会が珍しいなら、ぜひ展示を見に行きたいわね。
稀覯本(きこうぼん)の例文
- 図書館では、現存部数の少ない稀覯本を特別展示していた。
- その研究者は稀覯本の写本を調べ、本文の違いを確かめた。
- 少部数で刊行された限定版が、後に稀覯本として知られるようになった。
- 古書店の店主は、貴重な稀覯本の保存状態を丁寧に確認した。
- 同じ古書でも、出回っている部数が多いものは稀覯本とは限らない。










