【三字熟語】
猿芝居
【読み方】
さるしばい
【意味】
① 猿に衣装やかつらをつけ、芝居のまねをさせる昔の見世物。猿歌舞伎ともいいます。② 下手な芝居をあざけっていうこと。③ 転じて、嘘や企みがすぐに見破られるような、見え透いた言動や浅はかな策略。「猿芝居をする」「猿芝居を見抜く」のように使います。

「猿芝居」は、もとは猿に芝居をさせる見世物だよ。今では、見え透いた嘘や下手な芝居をあざけるときにも使うんだ。

ノートを忘れたふりをしても、かばんから出てきたら、見え透いた猿芝居だニャ。
【語源・由来】
もとは、猿に役者の装いをさせ、芝居や芸を演じさせる見世物を表す言葉です。そこから、人間の下手な芝居をあざける意味が生まれ、さらに演技や策略がわざとらしく、簡単に見破られる場合のたとえにも使われるようになりました。
【類義語】
見え透いた芝居、下手な芝居、浅はかな企み、小細工(②③に近い表現)。「演技」は芝居で役を演じること全般を指すため、「猿芝居」のような否定的な意味とは異なります。
猿芝居(さるしばい)の使い方

ともこちゃん、友達が宿題をしていなかったのに、「ノートを家に忘れた」って言っていたよ。

でも、かばんの中からそのノートが出てきたんでしょう?

うん。ノートが見つかって、見え透いた猿芝居だってわかったんだ。

宿題が終わっていないと、最初から正直に伝えればよかったわね。
猿芝居(さるしばい)の例文
- 友人の見え透いた言い訳は、すぐに猿芝居だとわかった。
- 小説の犯人が仕組んだ猿芝居は、探偵にあっさり見破られた。
- 古い見世物の資料には、猿に衣装を着せて演じさせる猿芝居が紹介されていた。
- わざとらしい芝居を見た観客は、あまりの猿芝居ぶりに苦笑した。
- 二人が仕組んだ猿芝居は、すぐに周囲に気づかれた。











