猿真似【さるまね】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
猿真似

【読み方】
さるまね

【意味】
サルが人の動作のまねをすること。他人の動作のうわべだけをまねすること。(けいべつして言う)

【語源由来】
「人まねこざる」というお話のように、猿は人のまねをしますが、あまりよく考えず形だけをまねします。そこから、考えもせずにうわべだけ人のまねをする者を軽蔑して「猿真似」と言うようになったようです。

【類義語】
見よう見まね・猿まね・見たまま


猿真似(さるまね)の使い方

健太
ともこちゃん!この間言われた通りに反省猿の真似したら「猿真似はやめなさい!君は心が伴っていない!」って激怒されたよ!!ともこちゃんのせいだ!!
ともこ
あら、見習いなさいって言ったのよ!そもそも健太くんは反省の意味が分かってないんじゃないかしら?心からのことばじゃないと駄目なのよ!?
健太
……。確かに。あのポーズだけじゃ駄目だったのか。
ともこ
それはね……。ただの猿の真似。

猿真似(さるまね)の例文

  1. どれだけ様相を近づけたとしてもやはり猿真似の域をでない建築物になってしまった。
  2. 「日本人は猿真似が得意だね」と笑った外国人の鼻を明かす方法は何かないだろうか。
  3. 大将に「仕事は真似て覚えろ」と言われたからその通りにしたのに、「おまえのは猿真似だ」と言われて僕はパニくっている。
  4. 頭から爪の先までファッション誌のまんまの彼が「他人の猿真似なんか無粋だね」と言うので耳を疑った。
  5. あの国の猿真似にはこんなものにまで手を出すのか、と驚いてしまう。
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