【三字熟語】
蟻地獄
【読み方】
ありじごく
【意味】
① ウスバカゲロウ科の昆虫のうち、乾いた砂地などにすり鉢状の巣穴を作り、落ちてきたアリなどを捕らえる種類の幼虫。
② その幼虫が作るすり鉢状の巣穴。抜け出しにくい苦しい状況をたとえる場合にも使います。
すり鉢状の穴に落ちると抜け出しにくいことから、一度入り込むと逃れにくい状況のたとえにも使います。

蟻地獄は、ウスバカゲロウ科の一部の幼虫と、その幼虫が作るすり鉢状の巣穴のことだよ。逃れにくい状況のたとえにも使うよ。

オラは、砂にすり鉢状の穴を作る種類もいれば、作らない種類もいると覚えたニャ。
【語源由来】
ウスバカゲロウ科の一部の幼虫は、乾いた砂地にすり鉢状の穴を掘り、底に潜んで小さな昆虫を捕らえます。アリが巣穴から逃れにくい様子から「蟻地獄」と呼ばれるようになり、幼虫そのものと巣穴の両方を指す言葉になりました。ただし、ウスバカゲロウ科のすべての幼虫が同じ形の巣穴を作るわけではありません。
【近い表現】
すり鉢状の捕虫の巣穴(②の意味を説明する表現)。比喩的な意味では「泥沼」「抜け出せない状況」が近い表現ですが、昆虫そのものの類義語ではありません。
蟻地獄(ありじごく)の使い方

健太くん、軒下の砂にすり鉢のような小さな穴があるわ。

あれは蟻地獄の巣穴だよ。底に幼虫が潜んでいることがあるんだ。

へえ! ウスバカゲロウの幼虫はみんなあの穴を作るの?

ううん。すり鉢状の巣穴を作らない種類もいるんだよ。
蟻地獄(ありじごく)の例文
- 軒下の乾いた砂地に、蟻地獄の巣穴が並んでいた。
- 図鑑を調べ、蟻地獄が大きなあごで小さな虫を捕まえると知った。
- 科学館で、蟻地獄が作るすり鉢状の巣穴の模型を見た。
- 問題が次々に起こり、蟻地獄から抜け出せないような気分になった。
- 小説では、出口の見えない苦境を蟻地獄にたとえていた。













