不調法【ぶちょうほう】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
不調法

【読み方】
ぶちょうほう

【意味】
行き届かないこと。なれないでへたなこと。「口が―」
あやまち。そこつ。「―をしでかす」
酒や芸事をたしなめないこと。「わたくし―でして」

【語源由来】
便利で役に立ち常に使えるようすを意味する「調法」に、それを打ち消す「不」の漢字を用いて表しました。

【類義語】
迂闊・非礼・不品行


不調法(ぶちょうほう)の使い方

ともこ
健太くん、今度の日曜日おばあちゃんにまたお茶会に誘われたのよ。一緒に行きましょうよ。
健太
えっ‼いや…わたくし不調法なもので…ともこちゃんの顔に泥を塗るのも申し訳ないので…。
ともこ
そんなこと言って‼正座してじっとしてるのが窮屈なんでしょう?私のお茶菓子を食べていいから行きましょう。
健太
……おばあちゃんの分は?

不調法(ぶちょうほう)の例文

  1. 自ら口不調法だと言う部長が結婚式のスピーチを頼まれて困っていた。
  2. 茶道の先生の祖母が言うには不調法だとお茶会を断る人の大半は正座が出来ないのだそうだ。
  3. 新人バイトの不調法を謝罪したが当の本人に反省の気持ちがないため情けなくなった。
  4. 不調法の彼だが大変頑張ったので今回のプレゼンはまずまずの評価を得られた。
  5. 下戸の部長が不調法でして…と断った酒がこちらに回ってくる。
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