往生際【おうじょうぎわ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
往生際

【読み方】
おうじょうぎわ

【意味】
死ぬときの状態。死に際。思い切り。「―が悪い」

【語源由来】
これは仏教用語で、「往生」は死、「際」は境界。二つ合わせて「死に際」である。あの世に行くようすを表していたのが転じて、諦めの悪いという意味になった。

【類義語】
いまわ・死に目・見切り


往生際(おうじょうぎわ)の使い方

ともこ
私ね、健太くんが良い子なのは十分に分かっているんだけど、それを周りが理解していない事に納得できないのよ!!
健太
突然ほめるなんてどうしたの?照れるなあ。でも、ともこちゃんが分かってくれてたらいいんだよ!周りのことはあきらめて!
ともこ
だめよ!たくさん本を読んで、ちゃんと勉強もしましょう!!
健太
えーもう、いいって言ってるのに。ともこちゃんって往生際が悪かったんだね。

往生際(おうじょうぎわ)の例文

  1. 彼の欠点は往生際が悪いところだ。
  2. この試合の見どころは彼女が往生際で臆せず相手の懐に飛びついた一瞬にあると思う。
  3. もう続かないと分かっているのに往生際悪く彼女への想いを断ち切れない。
  4. 息子が負け決定のゲームを往生際悪く粘るので一喝してしまった。
  5. 「男の方が往生際が悪いんだよねー」と彼と別れた姉はさっぱりしている。
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