不義理【ふぎり】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
不義理

【読み方】
ふぎり

【意味】
義理にはずれたおこないをすること。「―をかさねる・―な借金」 借金を返さないこと。「―をする」

【語源由来】
「義理」とは相手とつきあっていく際に、いやでも守るべき、世の中のおきて。これが「不」で打ち消され、義理を欠く、義理を果たさない非常識な人や行動を『不義理』と表します。

【類義語】
不誠意・不誠実・高飛びする・踏み倒す


不義理(ふぎり)の使い方

ともこ
あら、健太くん、元気がないじゃない?どうかしたの?
健太
うーん…。いつもノートを見せてくれる友達に習字の教科書を貸してって言われたんだけど、汚れるのが嫌で貸さなかったんだ…。
ともこ
なるほどね…。それからその子とお話しできなくなったんでしょう?借りがあるのに返さなかった。健太くんが不義理を働いた結果よ。誠心誠意謝りましょ。
健太
そうだよね。話しかけても返事もしてくれない…。でも怒って当然だよね…。

不義理(ふぎり)の例文

  1. 不義理を働いたと何年も悔み謝罪に来た人を祖父は温かく迎え入れた。
  2. 困ったときに雇ってもらった店だが事情があり不義理を承知でライバル店に転職をする。
  3. 借金をした彼に必ず返すつもりなのだが街を出なければいけなくなり不義理を働くことになってしまった。
  4. 私の勤める工場の新人さんはあちこちで不義理を重ねてきたらしいと噂されている。
  5. 何があっても私の味方をしてくれた恩師に不義理をしてきたことをお詫びした。
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