不料簡【ふりょうけん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
不料簡

【読み方】
ふりょうけん

【意味】
考え方や心構えがよくないこと。また、そのさま。

【語源・由来】
「料簡」は、考え、思慮、分別という意味。それを否定し、悪い考えという意味から。

【類義語】
不所存、不料簡、不了見、不量見、不了簡


不料簡(ふりょうけん)の使い方

ともこ
健太くん。何で怒っているか分かっているわよね。
健太
あー、覚えがないなあ。
ともこ
不料簡に秘密を漏らしてはダメでしょう。
健太
あー、それね。ごめんなさい。

不料簡(ふりょうけん)の例文

  1. 恩義があるともこちゃんに身の程知らずな不料簡を起こすわけがない。
  2. どういう不料簡か、クリ―ニングに出したスーツに油性ペンで名前を書かれてしまった。
  3. こんな寒空の下に幼い子を放り出すなんて、不料簡な親だ。
  4. 生徒のことより、教育委員会の目を気にするなんて不料簡な先生だなあ。
  5. どんな理由があろうとも、自殺するということは不料簡なのです。
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