裸一貫【はだかいっかん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
裸一貫

【読み方】
はだかいっかん

【意味】
自分のからだのほかに何も持っていないこと。「―で(=自分だけの力で)」

【語源由来】
『裸一貫』の「貫」は、重さの単位であり、一貫を3.75キロとした。ちょうど赤ん坊の体重と差異がないことと、生まれたての赤ん坊のイメージから素っ裸ということばに通じ、資産など何もない、素っ裸の身一つの状態を『裸一貫』で表したようです。

【類義語】
身一つ・文無し


裸一貫(はだかいっかん)の使い方

健太
僕たち、いつまでもお父さんたちに頼ってたらいけないんだよなぁ。
ともこ
あら、自立の精神が芽生えてきたの?
健太
裸一貫で何かを成し遂げなきゃいけないなって強く思うんだ。
ともこ
そうね。今まで愛情たっぷり育ててもらったことが私たちの財産だもんね。裸一貫で何でも成し遂げれそうだわ。

裸一貫(はだかいっかん)の例文

  1. 彼は裸一貫の状態で海外に渡り本場の芸術を学びに行った。
  2. 親に過干渉された人生を裸一貫でやり直し生きていこうと思う。
  3. 彼女が裸一貫で起業したのは当時の女性差別への憤りが関係している。
  4. 彼は裸一貫からいまの店を築き上げた。
  5. 戦後の混乱時に裸一貫で上京し起業した祖父のおかげでうちの家系は栄えている。
スポンサーリンク
スポンサーリンク