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表裏者【ひょうりもの】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
表裏者

【読み方】
ひょうりもの

【意味】
言動にうらとおもての相違がある者。裏切り者。

【語源由来】
「表裏」・表(おもて)と裏(うら)。表と裏が相違するようすや時のはずみの行き違い。
「者」 ・行動の主体。人。もの。
これらから、秩序のないようすを「表裏者」と表しました。

【類義語】
うそつき


表裏者(ひょうりもの)の使い方

健太
ねぇねぇ、角に新しくできた雑貨屋さんのお姉さんすごく優しそうな人だよね。

ともこ
あら、健太くん知らないの~?あのお姉さんかなりのギャップの持ち主らしいわよ。うちのおばあちゃんがあの表裏者‼ってぼやいていたから、私生活は乱れているかもね。

健太
ええ~…どうしてそういうことを言うのかなぁ?自分で見たわけじゃないよね。そんな悪口ともこちゃんらしくないよ‼

ともこ
うぅ~ん…ほんとね‼見たわけじゃないから知らないわ!お姉さんが可愛くて優しそうだったからつい嫉妬しちゃったわ!ごめんなさい‼

表裏者(ひょうりもの)の例文

  1. 真田昌幸は「表裏比興」の者と評されるほどの表裏者だった。
  2. 会社を経営する祖父に表裏者ほど人当たりが良いから気をつけろと忠告される。
  3. 浄瑠璃の卑怯至極の表裏者の後のセリフが思い出せないと朝から頭を抱える祖母。
  4. 表裏者でもあからさまに態度に出してくれるのはかえって素直なのではないかと彼女は言う。
  5. 表裏者も嫌だが内心があけすけすぎるのも嫌だな。
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