紙一重【かみひとえ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
紙一重

【読み方】
かみひとえ

【意味】
紙一枚ぐらいの、ごくわずかの(へだたり/ちがい)しかないこと。「ふたりの実力は-だ」

【語源由来】
「紙」は現在は、文字を書く帳面や鼻をかむティッシュペーパーなどを言いますね。「一重」は「そのものだけで重なりのないこと」。つまり薄さを連想させます。紙のように薄い僅かな差を表します。

【類義語】
僅差・鼻の差・タッチの差


紙一重(かみひとえ)の使い方

ともこ
(あら?また靴下がバラバラだわ。と、思ったら上着も反対に着ているわ…………)
健太
ともこちゃん、おはよう!!ビッグニュースだよ!!夏休みの工作展で僕、金賞を取ってたみたいなんだ!!……ともこちゃん?
ともこ
(と、思ったら近頃レベルが上がってきているという工作展で金賞を取るだなんて、まさに天才と凡人の紙一重のところにいるわ、健太くん…)
健太
…ともこちゃん、朝からブツブツ言ってどうしたの?紙一重で変な人と間違えられちゃうよ!!

紙一重(かみひとえ)の例文

  1. 人生をかけた研究が紙一重で軍事利用されるところだと知って怒りが湧いてきた。
  2. 今日の試合は負けていたのかもしれない紙一重の勝負だった。
  3. 大病をした私は死と紙一重のところにいたかと思うといまの生に感謝しかない。
  4. あの男は被害者ぶっているけれど紙一重の差で容疑者にもなり得る存在だ。
  5. 交通事故に遭い軽傷だったがほんの紙一重で車もろともお陀仏だったろう。
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