閑古鳥【かんこどり】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
閑古鳥

【読み方】
かんこどり

【意味】
かっこう(郭公)の異名。店や街などで商売がはやらず、客足がなく、すっかり寂れた様子を「閑古鳥が鳴く」という。

閑古鳥が鳴く 極端(キョクタン)にさびれる。店などがさっぱりはやらない。

【語源由来】
その昔、日本でカッコウの鳴き声は物寂しいと認知されていました。また、古語に「呼子鳥」「喚子鳥」という人を呼ぶ鳴き声の鳥があります。これはカッコウを指していたようです。この漢字が「閑古鳥」になったとの説があります。

【類義語】
人気がない・寂れた・門前雀


閑古鳥(かんこどり)の使い方

健太
ともこちゃんオーラって知ってる?目には見えない人の波長なんだって。
ともこ
そうなんだ。それは何かに影響してるのかしら。
健太
良いオーラの人はね、閑古鳥が鳴いてるようなお店に入っても、知らずに人を呼んで珍しく繫盛させたりするんだって!
ともこ
凄い!!そんなオーラを持つ人間になりたいわ!

閑古鳥(かんこどり)の例文

  1. あまりに突飛なコンセプトの喫茶店が開店三日目ですでに閑古鳥が鳴いている。
  2. このまま閑古鳥が鳴いた状況が続くなら店を畳むしかない。
  3. 閑古鳥の鳴き声で初夏を知る。
  4. 野鳥だと思っていたから閑古鳥は飼えないと思っていたよ。
  5. 「郭公 声横たふや 水の上」は芭蕉の句だが郭公はホトトギスと読み閑古鳥のことらしい。
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