案山子【かかし】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
案山子

【読み方】
かかし

【意味】
田や畑に立てて鳥をおどす人形。見かけだけは一人前なこと。かがし。

【語源由来】
古くは鳥や獣を追い払う手段として悪臭を嗅がせた。これを「嗅がし(かがし)」と言い、濁音が消えて「かかし」に変化した。漢字表記の「案山子」もあるが、これは中国の僧が用いたもので、中国では高くて見事な山を「主山」、その前の平らな山を「案山」と言い、「子」は獣よけのわら人形を言う。この似た様子からなる。

【類義語】
鳥威し・わら人形・鳴子


案山子(かかし)の使い方

健太
ともこちゃん、案山子でできた町って知ってる?
ともこ
あら!この間テレビで見たわよ!そこに映っているのがみんな案山子だったの!
健太
町おこしに人よけの案山子なんて、可笑しいよね。
ともこ
ほんとだ!健太くん上手い!

案山子(かかし)の例文

  1. オズの魔法使いのミュージカルを見て印象的だったのは案山子が歌い踊るシーンです。
  2. 祖父は今度の俳句会での句に季語の案山子をうまく入れられず苦悩している。
  3. 憧れのブランド店員になれた姉は案山子には見られないようにと猛勉強している。
  4. 学校帰りにいた案山子が唯一の話し相手だった。
  5. いまの案山子は竹や藁だけでなく色々な素材で造形される。
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