【三字熟語】
桐一葉
【読み方】
きりひとは
【意味】
ちょっとした出来事から(おとろえの)前ぶれを感じ取ること。
【語源由来】
中国の哲学書「淮南子(エナンジ)」の句の「桐一葉落ちて天下の秋を知る」から由来されることわざです。
【類義語】
瓶中の氷を見て天下の寒きを知る
桐一葉(きりひとは)の使い方
ともこちゃん、聞いてよ。空手の師匠がね、師匠を辞めるかもしれないってみんなが話しててとてもショックなんだ。
まぁ、どうしたのかしら。まだお若いから桐一葉ってことでもないわよね。
うーん分からないな。蹴りの切れが悪くなったって呟いてたことあったからなぁ。
大丈夫よ!きっと疲れてただけなのよ!健太くんまで元気なくさないで‼
桐一葉(きりひとは)の例文
- 坪内逍遥の「桐一葉」の演目を観てきた祖母と母のなんて機嫌の良いこと。
- 桐一葉は俳句の秋のはじめの季語である。
- 衰退のさまを桐一葉で表現するとはなんて趣があるんだろう。
- 桐一葉は文学作品や俳句においてとてもポピュラーなものだ。
- 正岡子規は桐一葉を使ってたくさんの句を書いている。