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小意気【こいき】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
小意気

【読み方】
こいき

【意味】
どこかあかぬけているようす。なんだかいきなこと。「―な女」

【語源由来】
漢語の「意気(いき)」からきていて、転じて「小粋」とも表されます。遊郭で生まれたことばで、気質・気立てなどを意味し江戸時代初期から茶屋などで心意気を示すようになり、あかぬけのした極めて洗練された精神美に対して使われました。もともとは男性のみに使われましたが江戸時代後期を過ぎると、女性の美しさ色っぽさなどを含む意味にもなり現在では男女の区別なく使われるようになりました。

【類義語】
シック・ハイカラ・瀟洒(しょうしゃ)


小意気(こいき)の使い方

健太
うちのお母さんが、ともこちゃんのおばあちゃんをすごく褒めるんだ。カッコいいって。

ともこ
あら、ありがとう。すごく喜ぶわ。

健太
「いつも元気でお洒落でシャンと立ってて私もああなりたいわ。」だって。

ともこ
ふふふ。実は小町娘だって言われたことがあるそうよ。「小意気、小奇麗、こじっかり」って言って江戸小町を表す言葉だけど、まさにおばあちゃんだわ。私まで鼻が高いわね。

小意気(こいき)の例文

  1. 彼はちょっと小意気だが常ににやけた印象で私はタイプではない。
  2. 芸妓さんが蛇の目傘を小意気にさして通りを歩いている。
  3. 姉は小意気な料理屋へ連れて行ってくれたという理由だけで義兄との結婚を決めたらしい。
  4. 特別きれいではない彼女だがちょっと小意気な雰囲気があり悪い虫がつかないか心配だ。
  5. 彼の仕草ひとつひとつが小意気で惚れ惚れしてしまう。
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