一枚岩【いちまいいわ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
一枚岩

【読み方】
いちまいいわ

【意味】
割れ目なしに続いている、じょうぶな岩。組織がしっかりまとまっていること。

【語源由来】
一説に、名前通りの1枚の板のような大きな岩のイメージから、組織がしっかりまとまっているようすに転じられたと言われます。ちなみに和歌山県には「古座川の一枚岩」という大きな岩があって国指定の天然記念物になっているそうですが、これが元になっているのかは分かりません。

【類義語】
一致団結・一体感


一枚岩(いちまいいわ)の使い方

ともこ
健太くんこの間の空手の試合の対戦相手すごかったわね。

健太
うん。なかなかの強敵だったよ。団体戦だったけど個人も粒よりの選手だったんじゃないかな?

ともこ
やっぱりそうだったのね。それに仲間へのアドバイスとか見ても一枚岩の結束が揺るぎないことが分かったわ。

健太
そうだね彼らの結束はさすがだったよ。まさに一枚岩のように立ち塞がれた感じだよ。次は勝てるように今日から作戦会議だよ。

一枚岩(いちまいいわ)の例文

  1. 悪政には国民が一枚岩となって闘わねばならない。
  2. 信長や家康も手を焼いた一枚岩の集団とは仏教団であった。
  3. 弊社は創業以来から一枚岩の結束の価値観を大切にしてきたからいまがあるのだ。
  4. 敵が一枚岩でないと見抜いたがそれは罠だった。
  5. 彼らが一枚岩になることはないと油断していた。
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