生半可【なまはんか】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
生半可

【読み方】
なまはんか

【意味】
中途(チュウト)はんぱ。「―な知識」

【語源由来】
江戸時代に用いられた「半可通」ということばが転じたとされています。知ったかぶりで通ぶる人を揶揄したのですが、次第に「半可」とだけで用いり、やがて「未熟な」意味の「生」が合わさり『生半可』となったようです。

【類義語】
半可通・一知半解・生かじり


生半可(なまはんか)の使い方

ともこ
健太くん、空手教室が盛況だそうね。大人の入会者が増えたみたいじゃない。
健太
そうなんだ…。良くも悪くもね。あの人たちはファッションの一つとして考えてるんじゃないかな?
ともこ
あら、教室が盛り上がって嬉しいんじゃないの?
健太
嬉しくないよ!怪我だってするんだから生半可な気持ちで始められるの迷惑なんだよねっ!まったくミーハーな大人が多いんだよなっ!!

生半可(なまはんか)の例文

  1. 生半可に優しいことばをかけても彼女の心は癒えないよ。
  2. 流行りものだと生半可に手を出して作ったブラウスが売れず在庫処分に苦労している。
  3. 彼は生半可な知識で投資に手を出して痛い目にあったようだ。
  4. この番組のコメンテーターは生半可で有識者たちの笑いを招いている。
  5. 彼女は以前、交際相手からひどい仕打ちを受けたので生半可な気持ちなら近づかないで欲しい。
スポンサーリンク
スポンサーリンク