生意気【なまいき】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
生意気

【読み方】
なまいき

【意味】
身分や知識がないのに、また年が若いのに、出すぎる(こと/人)。「―なことを言う・小(コ)―」

【語源由来】
「生」には「未熟な・慣れていない、習熟していない」という意味があります。「意気」には「遊興に詳しい」という意味もあり、また気性や身なりに色気のある「粋(イキ)」にも派生します。ここから、未熟なのに こなれた振る舞いをして得意になっている様子を『生意気』と表わしました。

【類義語】
ちょこざい・こざかしい


生意気(なまいき)の使い方

健太
ともこちゃん元気がないね。どうかした?
ともこ
うん…。課題本の感想を述べる会に参加したんだけど、ちょっと持論に傾きすぎちゃって先輩に生意気だって言われちゃったの…。
健太
そうなんだ…。辛かったね。でもともこちゃんがそんな一言で落ち込むなんて意外だね。
ともこ
あら、失礼ね。私も傷つくことだってあるわよ!ただ、今回は論破できなかったのが悔しいだけよ!!

生意気(なまいき)の例文

  1. 新人のくせに先輩の私に意見してくるなんて生意気で気に入らないな。
  2. 息子も五歳になり、生意気盛りのわんぱく小僧で毎日が大変だ。
  3. 自分の立場も考えず生意気なことばかり言っていた彼がとうとう異動になった。
  4. 彼女は生意気だがそこが良いとしてモテている。
  5. 生意気にも先輩の作品を論評させて頂いた。
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