並大抵【なみたいてい】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
並大抵

【読み方】
なみたいてい

【意味】
(下に打ち消しのことばが来る)ひととおり。なみなみ。「その努力たるや―ではなかった」

【語源由来】
「並」には「並べる・ともに・みんな」との意味があります。「大抵」は「事柄の主要部分・だいたいのようす・おおよそ」などの意味があります。これらから、物事全体の割合が平均的であることを指します。

【類義語】
一般・平均的・世間並み・並み


並大抵(なみたいてい)の使い方

ともこ
健太くん、今度の夏の試合の対策はばっちりなんでしょう?
健太
もちろんだよ!なんてったって強豪相手だからさ。並大抵の練習では敵わないよ。
ともこ
気合十分ね!こうやって強い相手と戦って健太くんはたくましくなっていくのよねぇ。
健太
ありがとうともこちゃん!なんだか勝てる気がするよ!ともこちゃんの誉めことばの威力は並大抵じゃないからね。

並大抵(なみたいてい)の例文

  1. これだけ大人数の食事の支度は並大抵な骨折りではなかっただろう。
  2. 誕生日に買ってあげたバレエシューズをベッドまで持ち込む娘の愛着は並大抵ではない。
  3. 彼はやすやすと記録を更新したと言われているがそれは並大抵な努力ではない。
  4. あの大物女優を支えている彼の気苦労は並大抵なものではないだろう。
  5. 暴れ馬のような父と長年連れ添っている母の辛抱は並大抵ではないでしょう。
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