生兵法【なまびょうほう】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
生兵法

【読み方】
なまびょうほう

【意味】
剣(ケン)術をじゅうぶんに知らないこと。なま兵法は大けがのもと・(よく知らない/未熟な)ことをすると、大きなまちがいを起こす。

【語源由来】
江戸時代に販売されていた仮名草子の中の清水物語に「すべて仏の方便に正直になるべきだ。生兵法は大傷のもとだ。」と書かれており、これが由来とされています。

【類義語】
初心者・青侍・キャリア不足・稚拙


生兵法(なまびょうほう)の使い方

ともこ
健太くんって空手教室をサボる割には意外と真剣に武道のことを考えていたのね。
健太
意外なんて失礼だなー。まぁ、でもかっこいいからってだけで続けてる子は僕の周りにはいないよ。
ともこ
すごいわね。武道精神が立派に育ってるわ。先生の尽力のおかげね。
健太
そうだね。先生には「生兵法は大けがのもとだ。」って基礎をみっちり鍛えられたからね。

生兵法(なまびょうほう)の例文

  1. 思い上がりの生兵法で剣の道が極まることなどない。
  2. 少し泳ぎが得意だからと遠泳に出掛ける子どもに「生兵法は大けがのもとよ」と言うが聞く耳を持たない。
  3. あの道場の生兵法連中に強いと勘違いしていることを後悔させてやる。
  4. 生兵法は大けがのもとだと何度諭しても彼は基礎をおろそかにする。
  5. 素人同然で治療するなんて生兵法は大けがのもとで私は御免だわ。
スポンサーリンク
スポンサーリンク