大御所【おおごしょ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
大御所

【読み方】
おおごしょ

【意味】
隠居(インキョ)した将軍(の住む所)。その道の大勢力家。「文壇(ブンダン)の―」

【語源由来】
古くから「御所」は天皇などの居住を、「大御所」は親王の隠居所を指していた。その後、隠居した将軍自身や住まいを「大御所」と言うようになった。江戸時代は徳川家康・家斉のことを言った。いまの大スターに使うようになったのは昭和に入ってからと言う。

【類義語】
最高権威・第一人者・トップランナー


大御所(おおごしょ)の使い方

健太
ともこちゃん、学校の裏に住み着いた猫のこと知ってる?
ともこ
えっ、猫ちゃん?知らなかった。見てみたいわー。
健太
今度連れて行ってあげるよ!いつも壁にもたれてお腹を見せて僕たちをジッと見て怖がらないんだ!
ともこ
ようすを聞くだけでも大御所感のある猫ちゃんね。

大御所(おおごしょ)の例文

  1. 彼は大御所らしからぬ対応で裏方のスタッフに大変好かれている。
  2. 演歌界の大御所と言えばあの人でしょう?と母に言われたがてんで見当がつかない。
  3. 彼女は大御所ぶっているが所詮は形だけで持ち上げられていたんだな。
  4. 貫禄だけは大御所並みだね。
  5. 同級生だった彼はいまや大御所として文壇を牛耳っている。
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