十八番【おはこ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
十八番

【読み方】
おはこ

【意味】
得意(の芸)。

【語源由来】
諸説あるが、歌舞伎一門の市川家の謂れが有力とされる。得意な演目18種を七代目團十郎が「歌舞伎十八番(かぶきじゅうはちばん)」と呼び、「得意とする芸」のことを「十八番」とした。「本物の芸である」という意味で知れ渡り、この演目の台本を家宝とし箱に入れていたことで「おはこ」と言うようになったようだ。

【類義語】
得意技・代々の芸・伝統芸・お家芸


十八番(おはこ)の使い方

健太
ぐすんぐすん……。
ともこ
(やっぱりここに居たわね。怒られると家出みたいなことして!健太くんの十八番ね!)健太くん!私の家でクッキー食べましょう!すぐにお母さんもいらっしゃるわよ。
健太
ともこちゃん……どうしていつも僕の居場所が分かるの?クッキーならココアもちゃんとつけてね。
ともこ
はいはい、分かりました。(この図々しさも十八番の一つね…。)

十八番(おはこ)の例文

  1. この曲は上司の十八番だったはずだ。
  2. ケンカのあとに泣き崩れるのは彼女の十八番らしいよ。
  3. 忘年会で十八番ネタがうけなくて年が明けても落ち込んでいる。
  4. 私の好きな曲が彼の十八番だというので期待していたが上手くなかった。
  5. 私の好きな料理は母の十八番料理とも言える。
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