表沙汰【おもてざた】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
表沙汰

【読み方】
おもてざた

【意味】
内々のことが世の中に知られること。明るみになること。「事件が表沙汰になる」。
行政によってとり仕切られること。裁判ざた。おおやけざた。「表沙汰にして決着をつける」。

【語源由来】
この「沙汰」には、便りやうわさなどの意味でもあるが、とりわけ裁判に関わる意味で使用されるようになりました。古くには「水ですすぎ砂の中から砂金を取り出す」ことで「水で不要なものを除く」「選び分ける」ことを言い、これが時を経るごとに「善し悪しを決める」「理非を決める」ことに転じ、その明るみになったことを言うようになりました。

【類義語】
裁判沙汰・公然化・露呈


表沙汰(おもてざた)の使い方

健太
と、ともこちゃん……。やめて。
ともこ
ふふふ……。さあ、健太くん、これを表沙汰にして欲しくなかったら私の言うことを聞くのよ!
健太
分かったよーーー!ケーキバイキングに付き合うから、そのテスト返してよーーー!
ともこ
ふふふ……。健太くん、悪い点取り過ぎよ!さあ、たくさんケーキ食べましょうね!

表沙汰(おもてざた)の例文

  1. あなたの悪事はいずれ表沙汰になるでしょう。
  2. 表沙汰にしたくないならこの条件をのむべきだ。
  3. 上司の汚職が表沙汰になりみんな困惑している。
  4. 父が会社の悪事を表沙汰にしてから私たち家族は誰かに狙われている。
  5. この騒動を表沙汰にするのは今は危険すぎる。
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