【三字熟語】
親分肌
【読み方】
おやぶんはだ
【意味】
人の世話を焼き頼りがいのある気質のこと。
【語源由来】
「肌」には人の体の表面や皮膚のことと気質や気性などの意味が含まれる。「親分」は昔の奉公のときなどに親代わりとなる人を言う。任侠の世界でも「親分子分」のように使われるようになるが、「親分肌」を用いる場合は頼りがいのある親代わりのような人に対して用いる。
【類義語】
勇み肌・姐御肌・きおい肌
親分肌(おやぶんはだ)の使い方
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あら、健太くん、それなあに?
![](https://proverb-encyclopedia.com/wp-content/uploads/2017/05/b5df028b52cd87c8e89f9a8fdf253ef8.png)
新しく空手教室に入ってきた子にあげるグローブだよ。僕のお古だけどね。
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へぇ、面倒見てあげてるの?健太くん、意外と親分肌だったのね。
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うーん、練習試合でその子に負けちゃったから持って来いって言われただけなんだけどね。
親分肌(おやぶんはだ)の例文
- 生来の親分肌で目をかけた若者は数知れない。
- 親分肌で知られた彼の病床には見舞客が絶えない。
- いまの上司は親分肌で先見性にも富んでいるため昇進などすぐだろう。
- 彼はあんな仏頂面でも親分肌で面倒見がいいわよ。
- 彼は親分肌でいつも取り巻きを連れまわしているけどきっと寂しがり屋なのよ。