御題目【おだいもく】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
御題目

【読み方】
おだいもく

【意味】
〈日蓮(ニチレン)宗で〉南無妙法蓮華経(ナムミョウホウレンゲキョウ)の七文字。
ありがたそうに唱えるばかりで、実質の伴(トモナ)わない主張(の項目(コウモク))。
「―だけはりっぱだ・―を唱えるばかり」

【語源由来】
意味にあるように仏前にて唱えられるものですが、そればかりで行動しない形式的なうわべだけのようすを表わすのにも用いられます。

【類義語】
念仏・スローガン・金看板


御題目(おだいもく)の使い方

健太
ともこちゃーん。今日もまたお母さんに嫌味言われちゃったよー。
ともこ
あらぁ、また勉強のこと?
健太
そうなんだよ。「あんたは勉強するする詐欺だ。だからテストも良い点とれないのよ。ともこちゃんを見習いなさい。」ってー。
ともこ
あはは‼それは健太くんが悪いわねぇ。先ずは出来る努力はしないとね。神頼みや御題目はそれからよぉ。

御題目(おだいもく)の例文

  1. 祖母は長い人生で御題目を唱えて辛い出来事に耐えてきたと口ぐせのように言う。
  2. 彼女は若いのに朝夕の御題目を怠らない信心深さがある。
  3. プロジェクトが行き詰ったときの部長の御題目にはみんなうんざりしている。
  4. 線香には御題目を唱える時間を測る意味もあるようだ。
  5. 「人事を尽くして天命を待つ」とは言うが君のは御題目ばかりだと上司に皮肉を言われた。
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