【三字熟語】
生命線
【読み方】
せいめいせん
【意味】
(生死/存立)に重大な関係を持つ(線状につらなる)地帯。「国の―を守る」。存立のために絶対に欠くことのできない条件。「メーカーの―である技術力」。(手相で)その人の寿命(ジュミョウ)の長短を示すとされる、手のひらの筋。
【語源由来】
ドイツの経済、統計学者のヴィルヘルム・レキシスが考案した人工現象図「レキシス図」に生死から死亡を表わす線を「生命線」と表した説や、手相占いの寿命を表す皺を「生命線」と呼んだ説などありますが、明確な語源は不明であります。
【類義語】
命綱・ライフライン・頼みの綱・よりどころ
生命線(せいめいせん)の使い方
ともこちゃん、手のひらに何か書いているの?
…この間手相占いしてきたのよ。生命線の短さが気になっちゃって……。
ともこちゃんがそんなの気にするなんて意外だなぁ…。こんなの、ただの手の皺でしょ?
健太くん…。そうやって甘く見てると痛い目に合うわよ。手相ってすごいんだから。本当に手相通りの人生を歩んでいく人もいるのよ。私にとっては占いが明るい未来への生命線なのよー!!
生命線(せいめいせん)の例文
- この村の水産加工品は資金源であり村の経済の生命線である。
- 石油収入が生命線である かの国は、交渉に行き詰まって助けを求めてきた。
- 交通の生命線である路面電車が爆破され、都市との交流が断たれた。
- この漁港は、かの国との交易が生命線である。
- 他国を生命線とする経済状況に危機感を感じなくてはいけない。