世間体【せけんてい】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
世間体

【読み方】
せけんてい

【意味】
世間に対するていさい。「―をはばかる」

【語源由来】
仏教用語に「出世間(しゅっせけん)」ということばがあり、これは「煩悩や迷いの世界から脱した世界」という意味があります。この『世界』は私たちの社会や世の中に例えられ、いま現在のような用いられ方をしています。

【類義語】
体面・名誉・沽券


世間体(せけんてい)の使い方

ともこ
健太くんはどうして空手を習い始めたの?
健太
体験教室が楽しかったからだけど、ともこちゃんもとうとう空手を習いたくなった?
ともこ
私には無理よ…。ただ、将来の子どもに習い事をさせるときの参考に…と思って。
健太
そんなの!!何を考えることがあるの!?そのときは世間体とか気にしないで子どもの意欲を大事にしてあげて!

世間体(せけんてい)の例文

  1. とにかく昔気質の人は世間体を気にする。
  2. 母は世間体よりも私たちの好奇心を優先してくれた。
  3. 彼は世間体を気にしないことと、傍若無人な振る舞いとを はき違えている。
  4. 彼女は世間体を気にしすぎて古い女性観で生きている。
  5. 世間体だけを考えていては自分の生き方を全うできない。
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