【三字熟語】
仕舞屋
【読み方】
しもたや
【意味】
(=商売をやめた家)商店街などの中にある、和風の住宅。しもうたや。
【語源由来】
「しもうた」という「終えた」を意味することばの音変化で生まれたことばです。江戸時代では、商人がひと財産稼ぐと店をたたんで金貸しをするなど、商売をしないで財産で裕福に暮らす人やその家を指します。
【類義語】
しもたや
仕舞屋(しもたや)の使い方
駅前の商店街にお店と混じって普通の家があるの、ともこちゃん知ってる?
うん。あれは仕舞屋っていうのよ。昔はお商売をしてたお家なの。
へー。そうなんだ。ちょっと不思議だったんだよね。たくさんのお店の中に住宅があって。
私はちょと羨ましかったな。お家のデザインも趣があって素敵だし、何と言っても周りがお店ばかりで便利よね。
仕舞屋(しもたや)の例文
- あの女中さんは仕舞屋になった油屋で奉仕していたらしい。
- あの盛り場が仕舞屋ばかりになってしまった。
- お使い先の家を「りんどうをモチーフにしたステンドガラスのある仕舞屋」が目印だと教えてもらった。
- この騒動の発端となった仕舞屋へお調べが入る。
- 私たちの新居は昭和初期の仕舞屋をリフォームしたあの家です。