【四字熟語】
蕩佚簡易
【読み方】
とういつかんい
【意味】
のんびりして自由なこと。寛大でやさしいこと。また、ほしいままでしまりのないこと。
【語源・由来】
「蕩佚」はのんびりと自由なこと。「簡易」は簡単でやさしい。性格がおだやかでさっぱりしていること。
【典拠・出典】
『後漢書』「班超伝」
蕩佚簡易(とういつかんい)の使い方
健太くんのおばあちゃんは蕩佚簡易よね。
そうなんだ。孫の僕には決して声を荒げることがないんだよ。
そういえば、怒っている姿を見たことがないわよね。
昔はとても怖かったらしいけど、今は年をとって丸くなったのか、孫の僕がかわいすぎるのか、すっかり蕩佚簡易になったんだよ。
蕩佚簡易(とういつかんい)の例文
- ともこちゃんの性格は、蕩佚簡易、とてもおだやかな女性です。
- 蕩佚簡易な健太くんは、どんなことをされても怒りません。
- 新しい担任の先生は、蕩佚簡易というタイプだといいんだけどなあ。
- 校則が蕩佚簡易だと、意外と生徒たちは自分自身の頭で考え、自分たちの責任で行動するようになります。
- 母さんは、蕩佚簡易、危険なことをしない限りは怒ることはないし、好きなようにさせてくれました。