【四字熟語】
朝令暮改
【読み方】
ちょうれいぼかい
【意味】
朝に出した命令を夕方にはもう改めること。方針などが絶えず変わって定まらないこと。
【典拠・出典】
『漢書』「食貨志」
【類義語】
・朝改暮変(ちょうかいぼへん)
【英語訳】
an unsettled course of action
lack of principle
英語例文
朝令暮改の政策 a capricious[an inconstant]policy
朝令暮改の政策 a capricious[an inconstant]policy
朝令暮改(ちょうれいぼかい)の使い方
え?僕は前、スペシャル抹茶ラテをおごるって言ったんだけど・・・。
そんなんじゃ、お詫びにならないでしょ。スペシャル抹茶ラテも500円なんだから。久しぶりだから美味しいケーキも食べたかったし、ちょうどよかった!よろしくね!
う、うん・・・。
(やっぱり、美味しいものが大好きなともこちゃんのことだから、期間限定のスペシャル抹茶ラテが500円だってことは分かってたかあ・・・。なんだか僕の方がだまされたみたいだ。朝令暮改のようだなあ・・・。)
(やっぱり、美味しいものが大好きなともこちゃんのことだから、期間限定のスペシャル抹茶ラテが500円だってことは分かってたかあ・・・。なんだか僕の方がだまされたみたいだ。朝令暮改のようだなあ・・・。)
朝令暮改(ちょうれいぼかい)の例文
- ご主人様の朝令暮改に、私は振り回されてばかりだ。
- 彼は朝令暮改だと周囲の人から口々に言われ、今では反省している。
- 我が国の王様が掲げる政策は朝令暮改で、貴族の反感を買い、国民が飢えに苦しんでいる。
- 私の妹は朝令暮改で、私が聞いてもいないことをまるで前々から言っていたことのように話す。
- 朝令暮改を正すことのできる人は素晴らしい。
まとめ
何かがきっかけで、時にはわがままを言って甘えてみたいと感じることはあるかもしれません。あなたが朝令暮改だなあと思っているような人は、周りが自分のわがままを聞いてそれに応えてくれた時、嬉しくてついついまたわがままを言ってしまうのかもしれませんね。しかし、朝令暮改に振り回されてもそれを許しつづけることはその人のためにならないことです。最初のうちはいいかもしれませんが、だんだん言うことを聞いてくれるのが当たり前のようになり、その人と対等な関係でいられなくなるだけでなく、その人は周りからの信頼を失ってしまうかもしれません。国民の声によって排除された王様のように。朝令暮改を正すことは勇気のいることかもしれませんが、その人にも誠実な思いが伝わってほしいと思います。
あ、健太くん、スペシャル抹茶ラテとチーズケーキとミルクレープおごってね!