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雲煙縹渺【うんえんひょうびょう】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・英語訳)

【四字熟語】
雲煙縹渺

雲烟縹渺とも書く

【読み方】
うんえんひょうびょう

【意味】
雲や煙などが遠くたなびくさま

【語源・由来】
「雲煙」雲と煙
「縹渺」ほのかに見えるさま。微かではっきりしないさま。広く限りのないさま。

【典拠・出典】

【類義語】
雲煙万里(うんえんばんり)

【英語訳】
stretches of clouds and smoke

例文
I can see the stretches of clouds and smoke on a top of the mountain.
山頂からは雲煙縹渺を見渡すことができる。

雲煙縹渺(うんえんひょうびょう)の使い方

ともこ
早朝の海は涼しくて気持ちがいいねえ。犬たちも思い切り波と遊べて楽しそう。
健太
まだ人もあんまり出てきてないしね。散歩するのにちょうど良かったね。
ともこ
見て見て、雲がピンクや紫に染まって綺麗だよ。ずっと向こうの水平線まで続いてるみたい。
健太
こういうのを雲煙縹渺というのかな。ああ、太陽が昇ってきた。眩しいなあ。

雲煙縹渺(うんえんひょうびょう)の例文

  1. 飛行機の窓から見える景色は空だけなのだけれど、それはいつ見ても感動する光景だ。青い空間に白い雲が雲煙縹渺として遥か彼方まで広がり、太陽の角度によってはその光景が黄金色に輝く。
  2. この帆船の絵を見ていると、なんとなく懐かしいような不思議な感覚に囚われるんだ。どこかの入り江で風が吹かなくなり停まっている様子なのだけれど、船も海も雲煙縹渺と続く空も、全てがセピア色に染まっている。
  3. 雲煙縹渺とした景色を見ることができる場所を探して、広い海や高い山の頂きや大平原などいろいろなところに行って見たんだ。もちろん空の上も。よく見渡せるように気球で登って見たよ。どこが一番良かったかと聞かれるんだけれど、どの景色もそれぞれに雄大で甲乙つけがたいね。

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