【四字熟語】
雲遊萍寄
【読み方】
うんゆうひょうき
【意味】
物事に執着せずに、自然にまかせて行動すること。または、修行しながら様々な国を巡る僧侶のこと。「萍」は浮き草のこと。
【語源・由来】
雲のように留まることなく、浮き草のように水の流れに身を任せるという意味から。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・一所不住(いっしょふじゅう)
・行雲流水(こううんりゅうすい)
雲遊萍寄(うんゆうひょうき)の使い方
ともこちゃんのお姉さんは、そろそろ結婚しないの?
ええ。まだのようね。今のお相手と付き合いは長いようだけれども、雲遊萍寄、結婚にこだわっていないみたいよ。
周りがどうこういう事じゃないね。
そうね。自然の流れでいつか結婚するんじゃないかしらね。
雲遊萍寄(うんゆうひょうき)の例文
- 祖母は延命措置を望まず、雲遊萍寄、あるがままに任せることを望みました。
- 合格に執着しない生徒の方が、雲遊萍寄、伸び悩むことが少なかった。
- 彼女はあまり執着心が無いので、雲遊萍寄、賞にこだわらず、好きなようにのびのびと絵を描く。
- 彼の大事なお皿を割ってしまった時、雲遊萍寄、形あるものいつかは壊れる、だからしょうがないと言われました。
- 雲遊萍寄、権力や地位の固執しない彼は、いつも流れに身を任せつつ、楽しそうに働いています。